鹿児島・奄美大島に浮上していた中国人クルーズ客向けリゾートパーク構想が、地元住民の強い反対で白紙に戻った。
人口の少ない離島に中国人が大挙して押し寄せることで、治安や環境の悪化に対する懸念が高まっていた。
離島の多い九州では、同様の打診が寄せられた自治体もあり、首長や住民が判断を迫られている。
奄美大島北部の鹿児島県龍郷(たつごう)町。美しいサンゴ礁の海が広がり、マリンスポーツも盛んだ。
今年3月、中国・上海から九州に向かう大型クルーズ船の寄港地として、町内の龍郷湾にリゾートパークを開発する計画が公表された。
米大手クルーズ旅行会社「ロイヤル・カリビアン・クルーズ」が企画した。
計画によると、15万~22万トン級の巨大クルーズ船が接岸できるよう、長さ350メートルの浮桟橋を湾内に設置する。
そればかりでなく、町有地などを活用し、クルーズ客が利用するレストランやプール、遊歩道、日本庭園などを周辺に整備する。
開発面積計52万平方メートルという巨大プロジェクトだった。平成30年春の開業を目指していた。
クルーズ旅行の本場・カリブ海などには、こうしたクルーズ客のみが使うプライベートリゾートパークが多数ある。
龍郷町の徳田康光町長は、ロイヤル社の代理人を通じて事前に計画を伝えられた。
毎年3~11月の間、週2~4回寄港し、年間30万人が来島するという。
島の振興や経済効果を期待し、計画推進に傾いた。
だが、住民は反発した。小さな町が中国人に“飲み込まれる”という不安が理由だった。
地元の龍郷町の人口は6028人(6月末時点)に過ぎない。これに対し、1回の寄港で島に来る中国人客は3千~5千人に達する。
反対派住民が組織した「龍郷湾を守る会」の西元則吉会長は
「何千人も中国人が押しかけると、のんびりとした奄美の雰囲気が一変してしまう。中国人向けの店が増え、近い将来、中国の街になるのは、火を見るより明らかだ」と語った。
町議の田畑浩氏も
「計画を聞いてチャイナタウン化が思い浮かんだ。地元の雇用につながるというが、町民のほとんどは中国語を話せないので、結局、パーク内では中国人の雇用が増えるだけだろう。自然が壊れ、景観も変わってしまう」と述べた。
昨年、沖縄から龍郷町に移住した作業療法士、田中基次氏(41)は
「中国人の観光地というイメージが植えつけられると、日本の移住者や旅行者は訪れなくなる」と訴えた。
漁業者は、建設工事に伴う土砂流出で、漁業被害が起こることを危惧した。
想定以上に多く反対の声があがったことで、町長の徳田氏も推進を断念した。
7月19日、産経新聞の取材に
「住民や漁協の意見を聞く中で、地元合意の形成は無理だと判断した」と語った。
ロイヤル社は、開発の条件に地元住民の賛成を挙げており、計画は白紙になった。
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